君と僕とに向けられた哀愁
哀しみとは
乗り越えるものと
痩せ我慢を繰り返し
いつか真実になってた
傷だらけになり
庇いながら歩く度
どうしてもこんなに
強くはなるけど
一体何と戦うために
僕らはこんなに
直向きに歩くのだろう
僕と君とに向けられた哀愁は
裏側だけ暗くした
生きるとは
なんとやらと
言葉じゃ言えるけど
一言で片付く程容易くなくて
ボロボロになって
それでも靴を履き替えて
まだ進む意味すら
見失ったままでも
一体どこまで行けば
僕らは出会える
世界に道は増え続けても
君と僕とに向けられた愛執は
捨てられるだろう
外野なんか
ほっときゃ良いんだって
いつまで経っても
説明しようがないし
側で聞いてる観客は
俺たちの鼓動の音すら知らない
一体僕らは今
なんのために離れ
狭い街の片隅で声を枯らし
君と僕とに向けられた哀愁は
辺りをいつ照らすのか
奏で合える
限界を超えていつか
世界の果てまで響け
僕らのカッコ悪いメロディー
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