風の無い
穏やかな
海辺へおいで
柔らかな光
暖かな日差し
その中へと
喧騒に引き裂かれた
声にならない声も
ここならよく聞こえる
さぁ手を伸ばして
あなただけができるあなたに
今日も惹かれながら
なりたくてもなれない自分に
そっと雨宿り

木漏れ日
射し込む
優しい森で
微睡みながら
君の頑張り
見つめていた
心が荒れた海のように
漕がなきゃいけない舟
舵をとり続けて誰かを
護る君へ
この声が聴こえますか 
灯台の上から呼ぶ声が 
光の下にいる君へ
手を差し伸べるから
できるだけ 
大きく息を吐いて
吸って吸って
また吐いて
そしてその息吹はまた 
命に変わり

あなたが生きることの意味は 
あなたが懸命に生きる意味は 
火を見るよりも明らかに 
この星に芽吹いてる 
だからもう頑張らなくて良いよ
少し肩の力を抜いて
凪いだこの海のように
静かな心へおいで 
無風で進む帆船は 
みんなできっと作るから
あなたが必死で
護った命は
僕と一緒に護ろう
そして背中を
預けてくれたら
意外と楽だと思うんだ
僕がやるべき頑張りは
そのくらいのことだけど
君の頑張りもそのくらいがきっと
ちょうどいいね

ニニ六華ちゃんねる

歌詞や小説などをぶらり、マイペースで、載せております。 よほど傑作だったら、絵も載せます。

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