喜びの歌を
希望の歌
表面だけ聴き
心に沁みず
ただ聴き流す
歌い手の希望は
どこにあるのか
心に沁みず
ただ聴き流す
暗いニュースばかりで
気が滅入るのは
バカなことと知りながら
今日も風呂場で
洗って切り捨てる
全てを綺麗事で
包んだならなんて
ガキのたわごとを
歌おうとしては恥じ入るばかり
今日もナイフは胸を指す
同じ境地に
辿り着いたところで
真新しくもなく
誰にも届かない
浮かぶ笑顔は
どこか悲壮で
他人の気持ち考えては
自分を見失う
もしも良く見えてるなら
それは偽りの僕だ
内心はいつでも
泣きじゃくってる ねえ
君もそうだろう
優しさで人が救えるなら
そんなに追い詰める前に
もっと小声で言って欲しかったよ
もう大丈夫だって さぁ
裏切られるのは
慣れてんのかなぁ?
僕には何だかもう
知り合って間もないうちに
切り刻まれる名刺
捨てるほどのこともないなら
燃やしてくれよ
居なかったみたいに
君が自己主張を続けるように
ただ自分を垂れ流すだけ
そうじゃないなら
それはもう
絵空事より
酷くないか
五年生くらいの教科書に
載ってた程度のことで
世界が動いてんなら
良かったと思うよ
悲しみの連鎖と
憎しみの果てに
僕らは分かり合えんだろう
それも知らないうちに
見透かされてるから
また声をつぐむ
消えそうになってんのは
そっちなんだって
だからもう
期待なんかしないよ
超えて行くのは
自分だけでいい
いつかその向こう側の
冷いベンチに
座って眺めるから
こうなることを
望んだ奴が
世界を
こうしたのなら
多分僕も
その一人だから
あなたの罪だって
僕の罪だよ
誰一人例外などなく
知らないうちに
手を汚してんだ
消せない傷を
晒してんだ
病んでなんかいないよ
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