2018.08.31 12:04涙のメロディー苦しそうに喘ぐ声一体何を見てきたのだろうその人の生きる途を少しでも寄り添えたかな確かに君のメロディーは心に響いたよ上手い下手とか関係なく耳を凝らしたよあの時と変わらないもの今も追いかけてる一人一人のメロディーを聴きながら奏でながら人それぞれの生きた途をもし歌にできたなら一人に一つきっと必ず涙の浮かぶ旋律になるねぇ君もそうだろういつの間にか眠っていたベッドの上...
2018.08.19 03:03病んでたから何も聞こえなくなるようにラジオやテレビの配線切って世界で一人でいるために住んでいる気配さえ殺してた僕には何にも見えなくて触っても感じないから僕の精神世界は昨日で終わったんだろうカーテンの隙間から差し込む光でさえ嫌いでずっと夜の様に暗ければいいいっそなんにも分からないまま消えてしまいたいそんな日常に光を刺した君は余りにも美し過ぎて僕はどうして良いか分からない時...
2018.08.19 03:01涙の雨が降ったなら涙はどこからきてどこへ流れて行くの?そうだね心から降って心に染みるのかな誰かが流した悔し涙に感動の涙を足したらそれはそれは美しい虹になるでしょう雨は無数に降れば洪水となって街や人すらも飲み込んでしまうけどその雨が皆んなの涙だったら優しい気持ちに包まれて悲しみを洗い流すでしょういつか見渡す限りの海がしょっぱいのは涙だと聞いたけれど大人になったら忘れ鼻で笑い飛ば...
2018.08.15 11:03君と僕とに向けられた哀愁哀しみとは乗り越えるものと痩せ我慢を繰り返しいつか真実になってた傷だらけになり庇いながら歩く度どうしてもこんなに強くはなるけど一体何と戦うために僕らはこんなに直向きに歩くのだろう僕と君とに向けられた哀愁は裏側だけ暗くした生きるとはなんとやらと言葉じゃ言えるけど一言で片付く程容易くなくてボロボロになってそれでも靴を履き替えてまだ進む意味すら見失ったままでも一体...
2018.08.02 11:20まるあなたはこれを作れるから生きていて良いみたいなそんなこと少しだけ省いて動けないからだ生まれつきなりたくてなったんじゃない誰だって大なり小なり抱えてるもの辿り着いたからって何かが変わるわけじゃなくてもどうしても行きたい場所があるそのためにさよならって残酷だね行きてる実感は時々無くす誰かに強請って貰えるものならいくらでも出す値札は真っ白意地っ張りなところ育てない...
2018.07.11 11:03ハピネスこんな風になんとなく歌を歌ってすれ違う人に願うことがあるとすればただ一つただ一つだけ元気でいて欲しいあなたのなにを知ってるわけじゃないけど笑顔でいてくれたらそれだけで気持ち良く歌えるからたまに晴れた日の昼下がり歌を歌うことが当たり前のようでいて実はとてもすごいこと結構世界は広いらしい行ったこともないけど沢山人がいる中であなたとすれ違えたことこんなことでモチベ...
2018.07.07 11:25アルデバラン一人吐いた溜息の懐かしさに古びた温度冷めた身体のストーリー書き出してた誰かが求めるからって始めたわけじゃない呼吸はいつしか互いに近付いて一つを分け合ったそうしなきゃ生きれなかった一つ手にする度投げ出さなきゃそれ以上抱え込んだら飛べなくなるからああ気球が捕まえたのは大空の下の世界遥かに見渡す景色どこまでも君のもの二人きりで話した本当の本当どこまでは自由だったか...
2018.06.29 08:39ピークドレイン心が乾く時口移しの愛が欲しい体が凍える時柔らかな温もりが欲しいそれを求めるあまりに優しさを欠いた愛にただ涙を流すより小さな火を灯そうランプにはわずかなオイルと芯には激しい情熱を君の閉じたダイアリーを燃やすならいっそ今よりずっと楽しい未来を僕の影に灯してくれ降り止まない雨の下木に宿り護るような誰にでもできそうでできない優しさいつか探しに行くならこの詩も連れてっ...
2018.06.18 09:17プラモデル僕の存在価値なんて人が決めたものでいいそんな卑屈な考えすら肥大してゆく道連れにどんな風に魂を遊ばせればこの違和感は拭えるだろう人の目に映った数だけ君の影は伸びてゆく挙句時代錯誤に表現に身を削って僕はここにいるよって叫びたいのさ死んでも誰かの言うやるべきことに従うだけじゃもう自分を騙せないんだ従って自由とか単純じゃないけど悲しみ故に不幸とか歌ってたくないよ誰だ...
2018.06.16 05:51hell fread別れを告げる暇さえないかとにかくもう引き摺るようにして隔離室を飛び出した開かずの間から炎を上げた拳を突き上げる時多くの人の感情を煽る死人に目を向ける遑はないそして合図は終わりを告げる炎に意思が宿るとなぜ見抜けないのかなぜ人は水掛け論で科学ばかりに頼るのか頭を下げてはエゴを叶えて力の限り欺こうとする他人の限界は他人が決めるもんだ自分の限界は自分ですら知らない手...
2018.06.13 07:59フォント手のひらなぞる細い指先だけで心が躍る青確かめた凍った記憶少しずつヒビイマイチ性能の悪いレコーダーに深く刻まれた笑顔どうやら痛みを超えるとただひたすらに愛おしいらしい忘れて分かった君の孤独気が付かなかっただけでさよならよりも遠く離れた人が居たんだね宛名を書いて出した手紙は値段が変わり届かずにそれは破けた皮のジャケットに縫い付けてある宝の地図今なにかが起こると期...
2018.06.11 23:55喜びの歌を希望の歌表面だけ聴き心に沁みずただ聴き流す歌い手の希望はどこにあるのか心に沁みずただ聴き流す暗いニュースばかりで気が滅入るのはバカなことと知りながら今日も風呂場で洗って切り捨てる全てを綺麗事で包んだならなんてガキのたわごとを歌おうとしては恥じ入るばかり今日もナイフは胸を指す同じ境地に辿り着いたところで真新しくもなく誰にも届かない浮かぶ笑顔はどこか悲壮で他人の...